きなこ。アレルギー


 大豆のアレルギーの話ではなく

きなこ、うちで飼っているハムスターのきなこの話。

私がとうとうハムスターが原因のアレルギーになったとも

違う!!

きなこちゃんがうちに来たのは2005年の年末ですが

なんだかよくくしゃみをしているハムスターでした。

ちゅっちゅっちゅっ」みたいな「ぷしゅぷしゅぷしゅ」みたいなやつ。

なんか興奮すると血流がよくなってくしゃみがでるようで

餌あげると特に、食べながらぷしゅぷしゅしていた。

今まで何匹かハムスター飼いましたが

こんなにくしゃみするのは初めて。

アレルギーかあ?

そうして日が経つにつれてくしゃみしていることが増えてきた

3連発くしゃみが5連発、10連発、20連発になっていき

こらあいかん!!

いろいろ調べたらゲージの床にひいてあげている木くず(パインチップ)

にアレルギーのあるハムスターがいるとのこと。

すべてとりのぞき様子をみる。



変化なし。


うーーーん、寝床用にいれてたティッシュも没収。綿に変更。

様子をみる。


変化なし。

そんなことやっていたある朝、

きなことうとう鼻がつまってきたようで鼻から「ぴーぴー」と音が!!

鼻を床にがーーーとこすりつけたりして

花粉症の人間のようななさけない顔に。

!!!!!

朝です朝。仕事休めない日の朝。

動物病院につれて行けない!!

つか、さっさと連れてってやっとけっつー話しですが。

ここでふと気が付いたのが、

その前年まで年末アレルギー(勝手に命名)を患っていたわしは

この、きなこの鼻ぴーぴー状態が自分のとそっくり。

耳鼻科に通って薬を3,4ヶ月飲んで治療して今は全然平気なんだが

その時に医師に多めに処方してもらった薬がまだある!!

飲ませるのか?きなこに?ハムスターだぞ?しかもまだ子供だぞ?

体ものすごく小さいぞ?ショックで死なないか?どうする?どうする?

悩んでいるわしの前で

ぴーぴーいいながら情けない顔をしつつ、餌をねだるきなこの姿。

医師には決断力が必要なんだ!!」とわからんことを心に決め

薬(錠剤)をつぶし、かけらをきなこの目の前に出す。

きなこ、鼻づまりで半分パニくっているので

目の前に出てきた、小さな薬が乗っているわしの指を食い物と思い

噛んだ。うぎゃあ

流血。

ちなみにこの、きなこちゃん どんなに嫌なことされても

絶対に噛みつかないという、ハムスターにしてはかなり温厚な性格。

噛みついたのはこれが最初で最後。

えーーーと、んでは目の前に置く事にしましょう。

置く。

気が付かない。

困った。

ん〜〜〜〜。

決めた。

給水ボトルの水の中に薬をいれ、振って溶かし

きなこの鼻先に突きつける。

飲んだ。

おーーっしゃあ!!

「お前これ今日一日飲んどけよ!!」捨てぜりふ?

とゲージにボトルをとりつけ痛む指をおさえつつ出勤。

もうこうなったら「やる」か「やらない」かしかないんじゃああ!!


どきどきしながら帰宅。

きなこ、生きている。

状態は変わらないようだけど様子を見ることに。

(要経過観察という。)

給水ボトルはもうただの水に戻した。

翌朝。

鼻ぴーぴーが無くなっている。

おお!!

くしゃみはまだ出ているようだけど苦しげではない。

よかった〜。

それから何日かあとにはくしゃみもめったにしなくなり、

大成功をおさめました。

よかったな〜飼い主が名医で!

なんつって、危険と隣り合わせだ。

絶対に真似をしてはいけません。

これを参考に似たようなことをやって事故がおきても

当方はいっさい責任をとりません。

ペットに異変が起きた時は誰かに相談するよりも

さっさと獣医に連れて行け!

以上。