大往生 |
大往生ということでいいんだろうねきっと
つーことでじじーが亡くなりました。
91歳。あたしゃー100まで生きるかと思っていたが。
わしを駅まで迎えにきてくれた叔母が
じじいの最期の時の様子を教えてくれてしんみりした。
「でもみんなけらけら笑いよーとやけど?」と。
んーー、何なんでしょう?(^_^;)
葬儀がね、地方によっていろいろ違うなーと。(話が飛ぶ)
仮通夜もあったがそれはとばして
一日目
お通夜(お経と焼香)、
会食(肉、魚は出ない)
近親者は一晩中棺の側についてる。
二日目
おとき(肉、魚は出ない昼だけど別れの杯?みたいので一口だけでも酒を飲む)
葬儀(お経と焼香)
棺に花を参列者みんなで入れて棺のふたをする。
(釘打ちはしない代わりに近親者がふたに手を添える)
出棺
火葬場で火葬。
葬儀場へ戻る
まとめて初七日(お経と焼香)
精進落とし(肉、魚がでる)
こんなだったかな?
「おとき」っていうやつ以外のお通夜後の会食と精進落としがですねー
大宴会状態でかなりにぎやかでした。
これって葬式なんだよな?ってーくらい笑ってる人多し。
親戚が集まって宴会状態。
いつもだったら一番上座にあの酒豪のじじいが座って
機嫌良く酒を飲み、歌をうたってるはず。
(高砂みたいな唸るようなお歌を歌うじじいだった)
それがいないのが寂しい。
そういやあ、横浜で知人の母のお通夜に行った時は
にぎり寿司が振る舞われたんだけど
都会はもう関係ないのね。
全ておわって家に戻ってまたとりあえずじじいの子供、孫だけで(曾孫がいない(^_^;))
お疲れ様の小宴会。やはりにぎやか。
「あっさりと逝ってしまったのでまだ部屋で寝ているような気がする」
というのがみんなの感想のようです。
きっとこれから段々寂しさとか喪失感とかがじわーと出てくるんだろう。
ばばあも寂しくなるね。
そして、そしてそして驚いたのが!!
「今年の初盆はうちの前の道のあたりで盆踊りやるやろう」という母の発言。
わしがまだ小さかった頃、実家の方ではお盆の時に
初盆の家に行って盆踊りを踊るというのをやっていた記憶があったのだが
(田舎の農家の家は盆踊りできるくらい庭が広い)
それ、まだやってたんすか!!
風習が守られてる!すごい!へえーーっっ!!
初盆の家は必ず一軒とは限らないのでその家々を順々に回っていくわけです。
子供の頃、いとことずーっっと盆踊りに着いて回って親が迎えに来た記憶あり。
そーかー。すげーな。つか町内会は大変だな。
今、うちの父が町内会長やってて行事大変みたいだけどね。
ま、そんなこんなでした。
せっかく帰省したのにちょっともったいないので
着いた日に空港でとんこつラーメンを喰い、
帰るときに空港で博多ごぼ天うどんを喰いました。おいしかったです。
じじいのために親戚が集まってどんちゃん騒ぎして
そんな騒ぎでじじいを送り出したのでじじいも満足かなー??